キリスト教史年表(V)

作成者:川上純平(2005年10月)

18世紀

ヨーロッパで啓蒙主義が盛んになる。

紀元1700年頃以降

後期バロック音楽の時代

18世紀前半

ナポリ楽派が活躍。

1701年

プロシア王国(プロイセン公国)成立:ブランデンブルク公(選帝侯)が即位

コネチカットの会衆派教会によってイェール大学創立される。

1703年

イギリスでメソジスト教会の創設者ジョン・ウェスレー生まれる。

アメリカ植民地時代最大の神学者ジョナサン・エドワーズ生まれる。

1704年

ジョン・ロック没

1705年

シュペーナー没

1706年

哲学者クリスチャン・ヴォルフがハレ大学教授となる。

1707年

大ブリテン王国成立(イングランドとスコットランドが合併される)

1709年

日本で新井白石がイタリア人宣教師ジョヴァンニ・バティスタ・シドッテイ(シドッチ)を尋問し、人格と学識を高く評価、キリスト教伝道が侵略のためではないことを確認する。

1710年

 

ドイツの哲学者ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ『神義論』(悪の存在に関して、神が全能であり、かつ善であることを論じたもの)を執筆。

1711年

イギリスの哲学者デビッド・ヒューム生まれる。

1716年

ライプニッツ没

1717年

清(現在の中国)がキリスト教布教を禁止

1723年

プロイセン王がヴォルフをハレ大学から追放する(後、1740年に復職)。

1724年

ドイツの哲学者インマヌエル・カント生まれる。

1727年

ルター派敬虔主義者のニコラウス・ルードヴィッヒ・グラフ・フォン・ツィンツェンド

ルフ伯爵がヘルンフート兄弟団(モラヴィア兄弟団が前身)を設立する。

フランケ没

バッハ『マタイ受難曲』初演。

1734年

バッハが『クリスマス・オラトリオ』作曲する。

1734/5年

ジョナサン・エドワーズの信仰復興運動起こる。

1737年

ドイツにゲッティンゲン大学創立される。

1738年

ジョン・ウェスレー回心する。

    1740年以降

古典派(音楽)が現れる。

1740年

ジョン・ウェスレーによるメソジスト派が結成される。

1742年

 

ドイツ敬虔主義の聖書学者ヨアネス・アルブレヒト・ベンゲルが聖書講解の古典となった『新約聖書のグノーモン(道案内)』を執筆

1746年

 

イギリスの音楽家ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデルがオラトリオ『メサイア』を作曲する。

1749年

 

長老派教会によってプリンストン大学が創立される。

ヘルンフート兄弟団が公認される。

18世紀後半

アメリカの黒人の間でキリスト教が普及する。

1750年

バッハ没

1752年

ドイツのルター派神学者ヨハン・サロモ・ゼムラーがハレ大学教授となる。

ネオロギー(新論)が起こる。

1753年

エルランゲン大学創立

1754年

 

ヴォルフ没

アメリカの英国国教会によってコロンビア大学が創立される。

1755年

ヒュームが『宗教の自然史」を執筆。

1756年頃

ニュー・イングランドの会衆派教会間に起こったニュー・イングランド神学起こる。

1762年

ドイツの哲学者ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ生まれる。

1764年

アメリカのバプテスト教会によってブラウン大学の前身であるカレッジ・オブ・ロードアイランドが創立される。

1766年

オランダ改革派教会によってラトガース大学が創立される。

1768年

 

ドイツの神学者フリードリッヒ・エルンスト・ダニエル・シュライエルマッハー生まれる。

1770年

ドイツの哲学者ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリッヒ・ヘーゲル生まれる。

1773年

 

ボストン・ティーパーティー(茶会)事件起こる。

イエズス会解散(後、1814年に復活)

1774年

フランス王ルイ16世即位(〜1792年)

1775年

アメリカのクェーカー派が「奴隷廃止促進ペンシルバニア協会」組織。

アメリカで独立戦争(〜1783年)始まる。

1776年

アメリカで「独立宣言」が発表される。

ヒューム没

1778年

 

フランスの作家ヴォルテール没

フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソー没

1780年

イギリスのロバート・レイクスが日曜学校(現在の「教会学校」「子供の教会」「子供の礼拝」などの前身)を始める。

この頃にキリスト教が朝鮮に伝わる。

ドイツの哲学者ゴットホルト・エフライム・レッシング『人類の教育』を執筆

1781年

カント『純粋理性批判』執筆

1783年

イギリスが「パリ条約」によりアメリカ合衆国の独立を承認する。

1784年

アメリカ・メソジスト監督教会成立。

1784/5年頃

ドイツ観念論(ドイツ・イデアリスムス)起こる。

1785年

アメリカの諸教派が本国より独立する。

1786年

 

 

ドイツにボン大学創立

ヴァージニア宗教自由法成立。

朝鮮でキリスト教伝道が盛んになる。

1787年

フランスで「寛容令」によりユグノーに信教の自由と市民権が与えられる。

1788年

 

カント『実践理性批判』執筆

チャールズ・ウェスレー没。

1789年

フランス革命が起こり、人権宣言が採択され、これによりカトリック教会が国教でなくなる。

アメリカ合衆国憲法が制定される。

アメリカ初代大統領にジョージ・ワシントンが就任。

1791年

 

 

 

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが『レクイエム』を作曲するが未完成に終わり、没する。

ジョン・ウェスレー没。

ゼムラー没

1793年

カント『単なる理性の限界内における宗教』執筆。

1795年

ヘーゲル『イエス伝』執筆。

ロンドン伝道会(LMS)が設立される。

1797年

 

ドイツの哲学者フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・シェリング『自然哲学論』執筆

1798年

 

 

オーストリアの音楽家、「交響曲の父」フランツ・ヨーゼフ・ハイドンがオラトリオ『天地創造』を作曲する。

ローマ共和国成立。

1799年

シュライエルマッハー『宗教論』執筆。

1800年

シュライエルマッハー『独語録(モノローゲン)』執筆

1801年

 

 

 

フランスでローマ教皇ピウス7世とナポレオンの政教条約(コンコルダート)によりカトリックを国教ではないが、「大多数のフランス市民の宗教」とする。

大ブリテン・アイルランド連合王国成立(〜1921年)

朝鮮でキリスト教徒に対する大迫害が行なわれる。

1802年

フランスで「宗教法令」によりカトリックとプロテスタントが同列におかれる。

1803年

イギリスで「日曜学校同盟」が成立

1804年

 

フランスでナポレオン皇帝となる。

カント没

アメリカでユニテリアン主義起こる。

1805年

フランスで「政教分離」がなされる。

1806年

神聖ローマ帝国崩壊

1807年

 

イギリス人のロバート・モリソンが(馬礼遜)最初のプロテスタント宣教師として中国の広東に来る。

1808年

 

 

 

 

ドイツの文学者ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが『ファウスト第1部』を執筆

アメリカで奴隷貿易が禁止される。

ニュー・イングランド会衆派教会によってアメリカにおける最古の神学校アンドーヴァー神学校が創立される。

1809年

シェリング『人間自由の本質についての哲学的考察』執筆

1810年

 

 

ドイツでベルリン大学が創立。シュライエルマッハーやフィヒテたちが教授となる。

シュライエルマッハー『神学通論(初版)』執筆。

コネチカットにある会衆派教会によってアメリカ最初の超教派的な外国伝道団体「アメリカン・ボード」が成立

1812年

アメリカの長老派教会によってプリンストン神学校が創立される。

アメリカのバプテスト派宣教師アドニラム・シャドソンとアン・シャドソンがビルマで伝道を始める。

1813年

実存主義哲学の祖セーレン・キルケゴール生まれる。

1814年

フィヒテ没

1817年

「アメリカ植民協会」組織され、黒人のアフリカ送還事業が行なわれる。

1816年

ヘーゲルがハイデルベルク大学教授となる。

1819年

 

ドイツの作曲家ルードヴィッヒ・フォン・ベートーヴェンが『ミサ・ソレムニス』作曲し始める(〜1822年)

1820年

アメリカの会衆派教会がハワイ諸島に伝道に赴く。

1821年

シュライエルマッハー『キリスト教信仰論』執筆

1822年

ドイツの神学者アルブレヒト・リッチュル生まれる。

1824年

アメリカで日曜学校同盟が成立

1826年

 

 

バウルがテュービンゲン大学の教授になる。

オーストリアの作曲家フランツ・ペーター・シューベルトが『ドイツ・ミサ曲』を作曲し始める(〜1827年)

1827年

ベートーヴェン没

1830年

ベルギーが独立宣言、プロテスタントの国王レオポルド1世即位

アメリカのジョセフ・スミスがモルモン教団(正式名称「末日聖徒イエス・キリスト教会」設立。

1831年

ヘーゲル没

1832年

 

 

ゲーテが『ファウスト第2部』を執筆後、没する。

イタリアの作曲家ジョアッキーノ・アントーニオ・ロッシーニ『スターバート・マーテル』を作曲し始める(〜1842年)

ロンドン伝道会のドイツ人宣教師カール・フリードリヒ・アウグスト・ギュツラフが琉球諸島で宣教を行う。

1833年

ヘーゲルの遺書『歴史哲学講義』出版される。

オックスフォード運動起こる。

「アメリカ奴隷制反対協会」が組織され、植民地で奴隷廃止される。

1834年

 

シュライエルマッハー没

会衆派教会によってオベリン大学が創立される。

1835年

ドイツの神学者ダーフィト・フリードリッヒ・シュトラウス『イエス伝』を執筆し、物議を醸す。

1836年

アメリカの長老派教会によってユニオン神学校が創立される。

アメリカにおいて禁酒同盟結成される。

ドイツ・ロマン派作曲家フェリックス・メンデルスゾーンが『聖パウロ』を作曲する。

1837年

 

ギュツラフが最初の日本語聖書をシンガポールで刊行。

フランスのロマン派作曲家エクトール・ベルリオーズが『レクイエム』を作曲する。

1838年

 

長老派教会が新旧2派(ユニオンとプリンストン)に分裂する。

ドイツの牧師ヨーハン・クリストフ・ブルームハルトがメットリンゲンで牧会を始める。

1839年

トンガ諸島キリスト教化される。

1840年

シュトラウス『信仰論』を執筆

テュービンゲン学派(1840年代にテュービンゲン大学の神学教授バウアの下に集まってきた学者たちの学派)が現れる。

1841年

ドイツの哲学者フォイエルバッハ『キリスト教の本質』執筆

イギリスの宣教師デビッド・リヴィングストンがアフリカ伝道を始める。

1843年

同志社大学の創始者である新島 襄が江戸の安中藩上屋敷で生まれる。

1844年

会衆派教会のイギリスのジョージ・ウィリアムズがYMCA(キリスト教青年会)を創立する。

実存主義哲学の祖フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ生まれる。

1845年

 

アメリカ・メソジスト監督教会が分裂し、奴隷制を擁護するアメリカ南メソジスト監督教会が組織される。

1846年

ドイツの神学者ヨーハン・ヴィルヘルム・ヘルマン生まれる。

英国国教会がメラネシアへの伝道を開始する。

イギリスの宣教師バーナード・ジーン・ベッテルハイムが那覇に上陸、琉球伝道を開始。

メンデルスゾーンがオラトリオ『エリヤ』、カンタータ『ラウダ・シオン』を作曲する。

1847年

ドイツの神学者フェルディナント・クリスティアン・バウア(バウル)が『キリスト教教義史』執筆。

モルモン教徒がソルトレイクシティー建設。

1848年

ドイツでヨハン・ヒンリッヒ・ヴィヘルンによる内国伝道が提唱される。

ボルネオに伝道開始される。

カリフォルニアがアメリカ合衆国領となる。

ラファエロ前派が結成される。

日本メソジスト教会の創始者である本多庸一が弘前の津軽藩重臣の屋敷に生まれる。

1849年

イギリスでキリスト教社会主義が起こる。

キルケゴールが『死に至る病』を執筆

1850年

カリフォルニア自由州成立する。

1852年

 

 

アメリカ長老派教会のハリエット・エリーザベス・ビーチャー・ストウが『アンクル・トムの小屋』執筆

カナダが政教分離宣言。

1853年

 

 

バウア『教会史』を執筆

アメリカ会衆派教会がアメリカの教会として初めて女性の牧師を認める。

アメリカの海軍司令官マシュー・カールブライト・ペリーが日本の浦賀に来航

1854年

ローマ教皇ピウス9世が「聖母マリア無原罪懐胎の教義」を宣言。

この頃までにマオリ族(ニュージーランド)がほとんどキリスト教化される。

1855年

 

 

ロンドンでエマ・ロバーツとメアリー・ジェーン・キネアードによってYWCA(キリスト教女子青年会)創立される。

キルケゴール没

ベッテルハイムの琉球語訳聖書が香港で刊行される。

1856年

 

フランス・ロマン派画家ユジェーヌ・ドラクロワが『ヤコブと天使の闘い』を描き始める(〜1861年)

エルランゲン学派が現れる。

オーストリアの精神分析学の創始者ジグムント・フロイト生まれる。

1857年

 

 

 

南アフリカのオランダ改革派教会が人種別集会開始。

フランスの画家ジャン・フランソワ・ミレー『落穂拾い』『晩鐘』

ドイツ後期ロマン派の作曲家ヨアネス・ブラームスが『ドイツ・レクイエム』を作曲し始める(〜1868年)

1858年

調停神学が現れる。

日米修好通商条約において日本におけるアメリカ人居住地内の信教と礼拝の自由、踏絵廃止が明記される。

1859年

 

 

 

 

 

シナイ写本がシナイ山の修道院で発見される。

チャールズ・ロバート・ダーウィン『種の起源』を発表。

日本の幕府が神奈川、長崎、函館を開港し、最初のプロテスタント宣教師であるアメリカ聖公会のジョン・リギンズ、チャニング・ムーア・ウィリアムズ、アメリカ長老派教会のジェイムス・カーティス・ヘボン、アメリカ改革派教会のサムエル・ロビンス・ブラウン、ギード・ヘルマン・フリードリーン・フルベッキ、デュアン・B・シモンズらが来日する。

1860年

 

 

バウア没

アメリカ・バプテスト派の宣教師ジョナサン・ゴーブル来日。

エイブラハム・リンカーンが大統領に当選する。

1860年頃

ドイツ人宣教師がスマトラでバタク族への伝道を開始する。

アメリカでセブンスデー・アドベンチスト設立される。

1861年

イタリア王国成立

アメリカで南北戦争起こる(〜1865年)

アメリカのオランダ改革派教会からジェームズ・ハミルトン・バラが来日

日本でヘボン博士が治療所開設

ロシア正教会司祭カサートキン・ニコライ来日

1862年

 

 

日本でヘボンが塾を開く。

ビクトル・ユーゴー『レ・ミゼラブル』

アメリカ長老教会の新旧両派が合同する。

1863年

アメリカで奴隷解放宣言が宣言される。

1864年

 

 

 

アルブレヒト・リッチュルがゲッティンゲン大学で教授(〜1869年)

後期ロマン派の作曲家アントーン・ブルックナーが『ミサ曲 第1〜3番』を作曲し始める。(〜1872年)

新島 襄がアメリカへ向けて函館より脱国する。

1865年

 

 

 

 

 

 

 

ドイツの神学者エルンスト・トレルチ生まれる。

新島 襄がワイルド・ローヴァー号でアメリカのボストンに到着し、会衆派教会系の学校フィリップス・アカデミーに入学する。

イギリスでメソジスト教会牧師ウィリアム・ブースが救世軍を創立

アメリカでリンカーン大統領が暗殺される。

長崎で大浦天主堂(日本26聖殉教者聖堂)建立される。この時、隠れキリシタンの子孫が発見される。

矢野元隆がバラから洗礼を受け、日本最初のプロテスタント信者となる。

1866年

 

新島 襄がアンドーヴァー神学校付属教会で洗礼を受ける。

ロシアの作家フョードル・ミハーイロヴィチ・ドストエフスキーが『罪と罰』を執筆

1867年

 

 

 

 

日本で大政奉還がなされる。

新島 襄がアーモスト大学に入学する。

カール・マルクス『資本論』執筆

フランス人画家ポール・セザンヌが『聖アントワーヌの誘惑』を描き始める(〜1869年)

1869年

アメリカン・ボードの最初の宣教師ダニエル・クロスビー・グリーンが来日する。

アメリカのオランダ改革派教会宣教師メアリ・エディ・キダーが来日する。

アメリカ長老派教会からクリストファー・カラゾルスとその妻ジュリア・カラゾルスが来日する。

ノーベル賞の由来となったスウェーデンの科学者アルフレッド・ベルンハルト・ノーベルがダイナマイトを発明する。

第1バチカン総会議が開かれ、「教皇無謬説(教皇不可謬説)」を教義として宣言、教皇の全教会至上権、神が認識可能であることを決議する(〜1870年)

1870年

 

新島 襄がアンドーヴァー神学校へ入学する。

イタリアが統一されるが、教皇庁との国交が断絶される。

リッチュルが『義認と和解』を執筆。

キダーが女子洋学塾(フェリス女学院の前身)を設立する。

ジュリア・カラゾルスがA六番女学校(女子学院の前身)を創立する(〜1876年)。

会衆派教会のドワイト・ライマン・ムーディがシカゴを中心に第3次信仰復興運動を起こす。

1871年

 

 

ドイツ帝国成立する。オットー・フォン・ビスマルクが宰相となる(〜1890年)。

ゴーブルが最初の日本語聖書『摩太福音書』を刊行。

超教派の宣教師たちによって横浜共立学園が創立。

日本で廃藩置県がなされ、琉球王国が鹿児島県に編入される。

日本で身分解放礼が布告される。

「フィスク・ジュビリー・シンガーズ」がアメリカ各地を演奏旅行し、黒人霊歌(アフロ・アフリカン・スピリチュアル)が広まる。

1872年

 

日本で最初のプロテスタント教会である日本基督公会(後の日本基督教会横浜海岸教会)が横浜に創立される。

アメリカでチャールズ・テイズ・ラッセルがラッセル派(後のエホバの証人、ものみの塔)を起こす

東奥義塾(後にキリスト教主義学校となる)が設立される。

沖縄に琉球藩が置かれ、琉球国王が藩王になる。

1873年

 

ドイツで文化闘争(ビスマルク対カトリック教会)起こる。

パリに宗教学校創立(パリ大学新教神学部:ソルボンヌ神学校の前身)

アメリカで禁酒運動が行われる。

日本でキリシタン禁令の高札が撤去される。

メソジスト派の宣教師ロバート・サムエル・マクレーが来日する。

植村正久がバラより洗礼を受ける。

アメリカ長老派教会宣教師が中心となった日本最初の長老派教会である東京基督公会創立(後の日本基督教団新栄教会)

1874年

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカで「アメリカ・キリスト教婦人矯風会(WCTU)」(後の「世界婦人キリスト教矯風会〈WWCTU〉」の前身)が発足。

新島 襄がアンドーヴァー神学校を卒業し、アメリカン・ボードの準宣教師に任命される。アメリカン・ボードの大会で「日本にキリスト教主義の大学を設立する。」という夢をスピーチし、帰国する。

アメリカン・ボードの宣教師ジョン・キン・ホイド・デフォレスト来日。

アメリカン・ボードによる日本で最初の教会(会衆派)である摂津第1基督公会(日本基督教団神戸教会の前身)が創立。

アメリカ聖公会のウィリアムズによって立教学院(立教大学の前身)が創立される。

アメリカ・メソジスト監督教会の宣教師ドーラ・E・スクーンメーカーが東京に女子小学校(青山学院の前身)を開校する。

日本で最初の讃美歌集が刊行される。

イタリアの作曲家ジュゼッペ・フォルトゥーニオ・フランチェスコ・ヴェルディ『レクイエム』を発表。

1874/5年頃

アメリカで、後に「ゴスペル・ソング」で隆盛を極める土台となった「ゴスペル・ミュージック」という言葉が現れ始める。

1875年

新島 襄が京都で山本覚馬と出会い、同志社英学校(同志社大学の前身)を開校する(11月29日、生徒8名)

アメリカ・バプテスト教会の婦人宣教師によって聖教学校(捜真女学校の前身)が開校する。

アメリカン・ボードの婦人宣教師たちによって私塾神戸ホーム(神戸女学院の前身)が設立される。

アメリカ聖公会の婦人教師たちによって「エディの学校」(平安女学院の前身)が開校する。

アメリカ聖公会のウィリアムズたちによって立教女学校(立教女学院の前身)が創立される。

東北最初のプロテスタント教会である弘前公会(後の日本基督教団弘前教会)が設立される。

スイスの深層心理学者カール・グスタフ・ユング生まれる。

1876年

 

ニーチェ『人間的な、余りに人間的な』発表。

熊本洋学校で学んだ卒業生たち、小崎弘道、伊勢(横井)時雄、宮川経輝、金森通倫、海老名(弾正)喜三郎、不破唯次郎らが、洗礼を受け、プロテスタント・キリスト教を日本に広めようと「奉教趣意書」に署名(熊本バンド:後に同志社に入学)。

アメリカの農学者ウィリアム・スミス・クラークが来日し、札幌農学校(北海道大学の前身)につとめる。

アメリカ長老教会宣教師のデヴィッド・ダムソンによって建てられたB六番女子学校が、廃校となったA六番女学校の生徒の一部を引き継いで新栄女学校と改称される。

桜井ちか(後の日本基督教団新栄教会会員)が英女学家塾(後の桜井女学校)を発足

1877年

 

長老派・改革派教会が合同し、日本基督一致教会(後の日本基督教会)が創立

日本基督一致教会によって東京一致神学校(明治学院の前身)が創立

1878年

 

 

 

 

 

 

 

日本のプロテスタント教会として日本人によって伝道がなされて建てられた最初の教会である安中教会(後の日本基督教団安中教会:)が創立され、新島 襄によって30人(男16名・女14名)が洗礼を受ける。

札幌農学校のクラークの感化によって、その学生であった新渡戸稲造、内村鑑三が洗礼を受ける(札幌バンド)。

外国宣教師たちの経済的援助によらない梅花女学校(梅花学園の前身)が創立

ドイツの聖書学者ユリウス・ヴェルハウゼン『イスラエル史』執筆。

タイで宗教的寛容勅令が公布される。

1879年

「日本聖書協会」設立される。

アメリカ・メソジスト監督教会の宣教師たちによって活水学院創立される。

イギリス教会(英国国教会、英国聖公会)宣教会が永生女学校(プール学院の前身)を創立。

アメリカでクリスチャン・サイエンス(科学者キリスト教会)が組織される。

琉球藩を廃止し、沖縄県が設置される。

英国国教会の宣教師ジョン・バチェラーが、当時の日本人による差別に苦しむ北海道のアイヌ人への伝道を行いながら、生活、医療、教育の改善を行なう。

1880年

新島 襄「自責の杖」事件起こる。

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』執筆

東京にYMCA(キリスト教青年会)設立

1881年

 

 

 

 

ドストエフスキー没

イギリスで新約聖書改訂版(RV)刊行

アメリカでものみの塔聖書冊子協会(後の「エホバの証人」)が組織される。

アメリカの婦人宣教師ルイーズ・ヘンリエッタ・ピアソンによって婦人伝道者養成機関である偕成伝道女学校(後の共立基督教研究所)が創立される。

1882年

 

 

ダーウィン没。

「アメリカ・メソジスト監督教会婦人宣教会」によって遺愛女学校(遺愛学院の前身)が創立される。

1883年

ニーチェ『ツァラトゥストラかく語りき』(〜1884年)執筆始める。

1884年

 

 

 

 

 

メソジスト派の宣教師ロバート・サムエル・マクレーが韓国で伝道を始める。

カンバーランド長老キリスト教会の宣教師たちによってウィルミナ女学院(大阪女学院の前身)が創立される。

カナダ・メソジスト教会の女性宣教師によって東洋英和女学校(東洋英和女学院の前身)が創立される。

ドイツのプロテスタント神学者ルドルフ・カール・ブルトマン生まれる。

1885年

 

 

 

 

 

明治女学校(〜1908年)が創立される。

アメリカ・メソジスト監督教会によって福岡英和女学校(福岡女学院の前身)が創立される。

アメリカ長老教会によって金沢女学校(北陸学院の前身)が創立される。

アメリカ会衆派教会のジョサイア・ストロングが『わが祖国』を著して、アメリカ膨張論をキリスト教の立場から支持する。

フランスの作曲家ガブリエル・ユルバン・フォーレ『レクイエム』を作曲し始める(〜1900年)。

1886年

スイスのプロテスタント神学者カール・バルト生まれる(5月10日)。

アメリカのプロテスタント神学者パウル・ティリッヒ生まれる。

ドイツの歴史神学者アドルフ・フォン・ハルナック『教義史』執筆。

日本組合基督教会が成立し、これによって日本の組合教会(日本の会衆派教会)が正式に発足する。

日本基督一致教会と日本組合基督教会の合同運動が始まる。 

新島 襄が仙台に同志社の分校である宮城英学校(東華学校)を開校する。

日本基督教会の押川方義とアメリカのドイツ改革派教会宣教師によって仙台神学校(東北学院の前身)、宮城女学校(宮城学院の前身)が創立される。

本多庸一によって来徳女学校(弘前学院の前身)が創立される。

アメリカ南メソジスト監督教会の宣教師たちによって広島女子塾(広島女学院の前身)が創立される。

二宮邦次郎によって松山女学校(松山東雲学園の前身)が創立される。

「東京婦人矯風会」(後の「日本キリスト教婦人矯風会)設立される。

1887年

新島 襄が同志社病院を開院(〜1906年)、また京都看病婦学校を開校する。

日本聖公会成立

アメリカ長老教会婦人宣教師セアラ・クララ・スミスによって北星学園が創立される。

1888年

ドイツ皇帝にヴィルヘルム2世即位(〜1918年)

高津仲次郎、深沢利重らによって前橋英和女学校(共愛学園の前身)が創立される。

ニーチェが『反キリスト』を執筆。

画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ『種まく人』

フランスの象徴主義画家オディロン・ルドン『聖アントワーヌの誘惑』石版画集

文学者島崎藤村が洗礼を受ける。

1889年

リッチュル没。

ドイツの実存哲学者マルティン・ハイデガー生まれる。

ロンドンで「第1回日曜学校世界大会」が開催される。

アメリカ南メソジスト監督教会の宣教師ウォルター・ランバス・ラッセルによって関西学院が創立される。

アメリカ南長老教会の宣教師たちによって名古屋に希望館(金城学院の前身)が創立される。

英国国教会の宣教団体の一つである「イギリス海外福音伝道協会」によりヒュー・ジェイムズ・フォスを中心にして松蔭女学校(松蔭女学院の前身)が創立される。

宮腰信次郎によって山梨英和女学校(山梨英和学院の前身)が創立される。

アメリカン・ボード婦人宣教師アニー・リオン・ハウの指導の下に日本組合神戸教会(後の日本基督教団神戸教会)の婦人会会員らによって頌栄保母伝習所(頌栄保育学院の前身)が創立される。

桜井女学校と新栄女学校が合併して高等部を持つ女子学院となる。

大日本帝国憲法発布される。

文部大臣の森有礼がキリスト教徒とみなされ、刺されて死亡する。

フランスの後期印象派画家ユジェーヌ・アンリ・ポル・ゴガン(ゴーギャン)『黄色いキリスト』『緑のキリスト』

19世紀後半

セシリア運動起こる。

ローマ聖歌の復興運動起こる。

1890年

 

 

 

 

 

 

ビスマルクが引退し、ドイツ社会民主党発足

日本で教育勅語が作られ、第1回帝国議会開かれる。

日本基督一致教会が日本基督教会と改称される。

新島 襄没。

メソジスト教会信徒で外交官であった安藤太郎が東京禁酒会を創立する。

大阪聖三一教会(聖公会)の牧師をしていた、イギリス教会宣教会のチャールズ・フレドリック・ワーレンによって高等英語学校(桃山学院の前身)が創立される。

1890年頃

ドイツで宗教史学派起こる。

1891年

内村鑑三不敬事件起こる。

アメリカン・ボードによって松山学院(松山城南高等学校の前身)が創立される。

群馬で廃娼令発布される。

田中正造が足尾鉱毒問題の質問書を議会に提出する。

ゴガン『アヴェ・マリア(イア・オラナ・マリア)』

1892年

 

アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが生まれる。

ドイツのルター派神学者マルティン・ケーラー『いわゆる史的イエスと歴史的聖書的キリスト』発表。

イギリスで「学生キリスト教運動(SCM)」創立される。

ラヴィニア・ミードを中心にしてアメリカ・バプテスト教会婦人宣教師たちによって尚絅女学会(尚絅女学院の前身)が創立される。

アメリカでバプテスト派のウォルター・ラウシェンブッシュが「神の国兄弟団」を組織する。

1893年

 

 

「アメリカ婦人バプテスト外国伝道協会」によって日ノ本女学校(日ノ本学園の前身)が創立される。

チェコスロヴァキアの作曲家アントニーン・ドボルザークが『交響曲第5番〈新世界から〉』を発表し、その中で黒人霊歌(アフロ・アフリカン・スピリチュアル)風旋律を使用する。

1894年

アメリカの神学者ヘルムート・リチャード・ニーバーが生まれる。

ポーランドのフランシスコ会司祭マクシミリアン・マリア・コルベ生まれる(〜1941年)。

1895年

スウェーデンで「世界学生キリスト教連盟(WSCF)」結成。

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりしか』執筆。

アメリカで自由主義神学が起こる。

1896年

 

 

 

 

ドイツでヨーゼフ・フリードリッヒ・ナウマン指導の民族主義的社会運動(国民主義的・社会主義的運動)起こる。

セブンスデー・アドベンチスト渡来する。

日本的キリスト教起こる。

日本基督教会が台湾伝道を開始する。

1898年

アメリカがキューバをスペインの独裁支配から武力によって解放しようとしたため米西戦争が勃発。戦争後、キューバに共和制を認め、アメリカがフィリピン、グアム、プエルトリコ、ハワイ諸島を領有。

1899年

ドイツがスペイン領の南洋群島(マリアナ、カロリン〈現在のミクロネシア連邦が含まれる〉、マーシャルの諸島)を獲得する。

救世軍の山室軍平『平民の福音』執筆

ルドンの石版画集『ヨハネの黙示録』

1900年

ニーチェ没

フロイト『夢判断』発刊

ハルナック『キリスト教の本質』執筆。

スイスで「宗教社会主義」運動が起こる。

ニューヨークで「国際宣教会議」が行なわれ、「エキュメニカル」の語が使用され、世界教会運動が起こる。

ペンテコステ派の信仰運動が起こる(後のペンテコステ派教会の前身)。

中国で義和団事件起こり、宣教師及び改宗者虐殺される。

内村鑑三『聖書之研究』(聖書研究並びに伝道のための月刊誌)を発刊

日本で「廃娼同盟会」結成される。

日本で神道国教制が確立される。

 

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